富士登山の心得

登山の時期や時間帯

富士登山の準備

夜の御来光館

富士登山は7月1日に「富士山のお山開き」があり、富士山の夏山シーズンが幕を開けます。8月26日の「富士山のお山じまい」までがシーズンと考えられています。
「お山じまい」の後でも山小屋は営業しており、当館の今年の営業は9月10日宿泊分まで営業しています。

早めに五合目への到着が望ましいです。 五合目で1時間程度、散歩や準備体操などをして標高に慣れます。(高度順応)
日中ですと足元も明るく、下界の絶景を見ながら登山することができます。また点在する山小屋も営業していますので休憩などで利用も可能です。
初心者の方は安心して上ることができます。 夜から上る弾丸登山は足元も暗く、また体力的にも消耗します。疲労している状態での夜間登山は事故を起こす危険性が高まりますので、おすすめできません。

夕方から8時ごろを目途にチェックインし、その後夕食をとりその後就寝します。
頂上でご来光を目指す方は深夜から登山を開始します。 当館では1時30分ごろより携帯可能なお弁当を順次お配りします。
(朝食付きプランの方)
混雑具合にもよりますが、1時間30分から2時間程度で頂上に到着します。※渋滞時は除きます。
4時過ぎより徐々に明るくなりご来光を拝むことができます。

吉田口登山道ではどこからでもご来光を見ることができます。
当館の前からもご来光が見れますので、初心者の方や小さなお子様がいらっしゃる方は当館の前でご来光を見てからゆっくり頂上を目指しても良いでしょう。

五合目へのアクセスはバスをおすすめします。 麓の駐車場からシャトルバスを利用し五合目に向かいます。
また下山後の運転は予想以上に疲れます。
帰りもバスを利用し、バスの中で休憩し、麓から運転した方が体力の回復も見込めます。

天気について

季節はずれの冠雪 天気予報をチェックしましょう。
天気が良くても山の天気は変わりやすいのでレインウェアは必ず準備してください。 雨にぬれると体温が低下します。また登る体力も奪われます。雨が降りそうになったら早めにレインウェアを着用してください。 ウィンドブレーカーとしても使用できますので必ず持参してください。

気圧の変化による高山病について

救護所 富士登山において気をつけなければならないのが高山病です。
五合目に到着しましたら標高に慣れるため1時間程度は準備運動や軽い散歩などしましょう。
また、定期的な水分補給なども効果があります。 1時間程度登ったら、10分程度休憩してください。 急がず、無理せず、ゆっくりと登山してください。 体調が悪くなったら、七合目と八合目にドクターが常駐している救護所があります。
24時間開設。医師常駐。開設期間は富士山安全指導センター等で確認を
開設期間はこちら(富士山ガイドページ)